百貨店の松屋(東京)が、グループ従業員を対象に1割程度の人員を削減する方向となったことが17日、わかりました。
従業員数は約1200人で、前回2006年5月に約100人を削減したリストラを上回る規模となる見込み。来週にも発表されます。
高額品の販売不振が直撃し、松屋の10年2月期連結決算は税引き後利益が2期連続の赤字に陥る見通し。今回のリストラでは早期退職を募るなどして、数億円の人件費を削減します。労働組合との協議で、削減人数は増える可能性もあります。松屋は、東京の銀座と浅草の2店舗で営業。売上高は08年1月から毎月、前年同月を下回っています。
百貨店業界では、三越が早期退職を募り、全従業員の2割強にあたる1500人の削減に踏み切りました。松屋が追随することで、他社にもリストラが広がる可能性があります。